音を作る楽しみ

”音楽を聴く楽しみ”や”音楽を演奏(DJ)する楽しみ”と同様に”音楽を作る楽しみ”が娯楽になる時代が目の前に来ていると思います。

コンピュータによるDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)を使用する事により作曲の方法は格段に増え、もはや楽器の演奏ができなくとも、個人の感性を作品にすることを可能にしました。

それでは具体的に、いくつかの作曲法の例を挙げてみましょう。

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*頭に浮かんだイメージを元に作曲をする。

最もオーソドックスで一番確かな作曲法です。ただ、自分のイメージを楽器やコンピュータに反映するにはまず”耳コピ”が必要となるため、鼻歌などを録音するのも良いと思います。

*特定の音楽ジャンルの特徴を踏まえ、そこから発展させて作曲する。

好きな音楽ジャンルの特徴に自分のイメージをミックスさせる手法です。2つ以上の音楽ジャンルの特徴を掛け合わせて”ミクスチャー”や”フュージョン”の感覚で作るのも良いでしょう。

ただし、音楽ジャンルの特徴の分析が不可欠となります。

*リズムパターンから作り、そこから発展させて作曲する。

テクノやトランス等の基本的制作方法です。KICKの音色や音程、質感、パターンなどを作り込み、そこから受けたイメージからHi-Hatやスネアの音色や音程、質感、パターンを導き出してドラムループを完成させ、そこから受けたイメージを発展させベースラインをはじめとした各パートを導き出す手法。

*ベースパターンやギターリフから作り、そこから発展させて作曲する。

ハードロックの基本的制作方法です。テクノやトランスの制作法にも使用できます。

*シンセサイザーの音色からイメージを発展させて作曲する。

DAWにはあらかじめ制作されたプリセット音源が多数あります。単音の持続音だけ打ち込めば、あとはプリセットを探るだけでかなり沢山のイメージを得られるでしょう。

*APPLE LOOPの様なサンプル素材からイメージを発展させて作曲する。

LOGIC PRO Xの様なDAWには大量の著作権フリーのサンプル素材が内蔵されています。そのサンプル素材をパズルの様に組み合わせ、そこから得たイメージを元に発展させ曲にしてゆきます。

*いくつかの既存の曲のパーツを掛け合わせてイメージを発展させてオリジナルのフレーズを導き出す。

例えば、既存曲のリズムパターンと別の曲のベースパターン、別の曲のシンセパターンなどをコピー(まね)して、ある程度作り込んだ後、そのイメージを元にオリジナルのフレーズを導きだします。DJ的な作曲法とも言えます。

導き出した後は、コピーしたフレーズは消して、導き出したフレーズから新たにリズムパターンやベースパターンを発展させオリジナル曲にする事をお勧めします。

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以上の様な方法を駆使する事で、非常に沢山のインスピレーションを得ることができます。

もちろん、他にも沢山の作曲方法があります!

コンピュータならではの作曲方法は無限の可能性を秘めていると言っても過言ではないでしょう。

あなたも自分の感性を作品にしてみませんか????

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