DAWでオリジナルの楽曲を制作するにあたり、一番大切なことは”何を表現したいか?”ということです。
それさえわかっていれば、あとは実現するために必要な要素を一つずつ根気強く制作して繋ぎ合わせ重ね合わせて完成させてゆくだけです。
ただ、沢山の要素を一人でプロデュースする必要がある為、DJなどをやっている耳の肥えた初心者の方には特に途方も無いことに感じてしまう場合もよくあります。
そこでオススメなのは以前も取り上げましたが、自分の表現したい曲のテイストに近い曲を参考とする事です。
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”真似っこみたいで嫌だ~~”と頑なに自分の感性と向き合い、試行錯誤を繰り返すのは一番理想だと考えますし実力もつきます。
が、しかし、私自身がそうで有りましたので経験者として語りますが、それは物凄い時間と労力がかかってしまいます。。。
これが、ピアノやギターであれば、ある程度、基本となる曲を練習としてコピーする事から始めるのがセオリーなのですが、DAWはコンピュータに演奏させるためいきなり制作に入れるのです。
それが最大の魅力であり、また落とし穴でもあります。
あの天才モーツアルトですらバッハの音楽を研究して模倣から入ったらしいです。
まずは自分の表現したい曲のテイストに近い曲を参考にして学ぶことをオススメします。
もちろん、1曲全部を完全にコピーすると沢山の学びがあると思います。
しかし、それが大変な場合、あるパーツだけをコピーしてみるだけでも大きな学びになります。
例を挙げると。。。
・HI Hatの打ち方のみをコピーしてみる、、、
・ドラムロールのみをコピーしてみる、、、
・BASSだけをコピーしてみる、、、
”自分の表現したい事”をいち早く実現する為に、参考や研究、模倣は必要な事だと思います。