ダイナミクスとは?


音楽の基本要素として、まず”リズム、メロディ、ハーモニー”が挙げられますが、他にも重要な要素があります。

拍子や音色、テンポ等ありますが、今回は「ダイナミクス」について考えてみたいと思います。

ダイナミクスとは、音の強弱により音楽に表情をつけることで、弱く、強く、だんだん強く、だんだん弱くなどで表されます。強くエネルギッシュで高揚する感情表現や、弱く優しく穏やかな表現も可能で、強弱の移行の幅も緩やかに少しずつ、あるいは急激に思い切って変化させるなどコントロールすることで、身体運動に変化を起こさせることが可能となります。

”ダイナミクスが弱い、、、”というのは表現力が乏しい、、、”と同じ意味だと考えて良いと思います。

例えば、映画館で見る映画とスマホのスピーカーで見る映画だと圧倒的に迫力が違ってきます。

音に着目して考えた場合、以下のことが考えられます。

映画館→小さな音がしっかり聞こえる。大きい音はもちろん聞こえる。

スマホのスピーカー→小さい音が聞こえにくい。大きい音は聞こえる。


DAWソフトにはダイナミック系のエフェクターが内蔵されています。

小さい音を聞こえやすくしながらも、適切な音量差を維持するテクニックの習得は必修だと思います。

ダイナミクス感覚を養おう!

ダイナミクスを身につけるには、先ずは沢山ダイナミックなものを見たり、聞いたりする事をお勧めします。

ライブやコンサート、映画館に行くのもお勧めします。

また、電子音楽のみでなく、クラシックやJAZZ等の生演奏の音源を良いサウンドシステムで聴くことも良い訓練になります。

様々な音楽や音源に接して多様なダイナミクス表現を身につけ、DTMに活かしてゆきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました~~

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