”作曲”という作業は”アウトプットの作業”とも言えます。
なかには他人が作った曲を一切聞かないで自分のオリジナルを制作できる”天才的”な人もいるようですが、モーツアルトがバッハを研究していたように、ローリングストーンズやエリッククラプトンがブルースを研究していたように、90年台のテクノやトランスのオリジネーター達がクラフトワークやYMOを研究していたように、作曲にはインプットする事(音楽を聴くこと)が重要だと思います。
普通に聞いて ”この曲はかっこいいなぁ”とか”この曲はいい曲だなぁ”と音楽を楽しむことが一番大切な事ですが、作曲に活かすためには”何故、自分はこの曲がかっこいいと思うのだろうか?”と自分の感覚を掘り下げてゆくことがとても重要になります。
そこで今回は作曲に活かせる”音楽の聴きかた”をいくつか紹介します。
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・パーツ(楽器)単体を聴いてみる
例えば、ドラムのハイハットだけを聴いてみる、とか、ベースだけを聴いてみるとか、、、最初のうちは
意識して聴かないと単体で聴けるようにはなりませんが、これも訓練ですので何度でも繰り返し聴いてみましょう。聴こえてくると音楽的な耳が身につき”編曲”が容易になります。
・起承転結を意識して聴いてみる
音楽には流れがあり、ほとんどの曲には起承転結があります。意識することで楽曲構成の理解が深まってゆきます。
・ミックスに集中して聴いてみる
各パートの音量、音域、左右のバランス、奥行きに集中して聴いてゆきます。
音に対する相対感覚が身につき、”Mix”の基本に関する理解が深まり、またエフェクターに関する理解も深まります。
・コードやメロディ(音程・リズム)に集中して聴いてみる
コードとは和音やハーモニーの事。メロディとは音程とリズムの組み合わせです。最初は単音なのか、和音なのか、長い音か、短い音か、意識するだけでも効果があります。
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最初はなんといっても”何度も同じ曲を聴いてみること”これに尽きます。
音楽的な耳を育てることで表現の幅が広がり作曲力が身につきます!!また、DJの皆様にもおすすめです!
是非是非実践してみてくださいね!
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