1.直接的な要素
メロディとリズムとハーモニー 、3大要素とも言われる重要な要素です。
クラシック、ロック、ポップス、クラブミュージックなどの音楽は、主にこの3要素で構築されています。 例えば、歌はメロディ(ラップ等除く)ですが、リズムの要素も含まれています。 ハーモニーとは音と音を調和させることですが、音の響きとも言えます。この3大要素とともに、拍子とテンポも直接的な音楽の影響を及ぼします。
ただ、これらの要素は現代の西洋音楽をベースに捉えており、沖縄の三味線にみられるようなリズムはあるがハーモニーは特に感じさせない音楽もあります。(民族音楽や伝統音楽など)
2.間接的な要素
調性、ダイナミクス、アーティキュレーション、フレーズ、ベースラインなどが挙げられます。
・調性とは曲の統一感のことで”音階/スケール”ともいいます。
・ダイナミクスとは音の強弱で、音楽に表情をつけることができます。
・アーティキュレーションとは音を切ったり、繋げたり、滑らかにしたり、交互にしたりすること、音楽表現の色付けともいえます。
・フレーズとは、簡単にいうとメロディの”一区切り”と説明できます。会話で言うなら”決まり文句”や”キャッチフレーズ”みたいなもの。
・ベースラインとは音楽全体の構成とも言えます。直接的な要素として機能する場合もあります。
3. アンサンブル
複数の楽器を用いることで複雑なハーモニーやリズム、より強調されたメロディを表現しやすくなります。
DAWでは各要素を同時に構築・修正することが可能で、より深く、より幅広く、分析することができます。音楽の可能性は無限大です。