コンピューターの購入を考えている人にとって重要な選定基準である”メモリ”と”ストレージ”について説明します。
コンピューターの容量とは”メモリ”と”ストレージ”を指します。
・ストレージ
ストレージとはデータを永続的に記憶、保存する装置の総称です。
書類や道具を保管する引き出しのような存在です。
現在は通常SSD(ソリッドステートドライブ)かハードドライブになります。
USBメモリやSDカードもストレージの一種です。
コンピューターに内蔵されている内部ストレージと、USBケーブルなどで接続して使用する外部ストレージ(外付け)、また、インターネットに接続してオンライン上のサーバーにデータを保存するオンラインストレージ(クラウドストレージ)も近年多く使われています。
DTMではDAW自体に大量の音源が内蔵されていたり、サードパーティ製のプラグインを後々補充することも考えて、なるべく多くのストレージのコンピューターの購入をお勧めします。
・メモリ
メモリとは、コンピューターが一時的にデータを保管しておく装置です。
いわゆる作業机の様な存在で、ストレージから道具や書類を出して作業する机と考えると良いでしょう。小さい机より、大きい机の方が沢山の道具や書類を出したまま使えるので作業が楽になります。
DTMでは、できれば32GBのメモリくらいあれば心強いですが、最低でも16GBのメモリを推奨いたします。